恋愛をしようと思っただけなのに、
なぜか気持ちが先に疲れてしまう。
誰かを好きになること自体は、
決して嫌いじゃないはずなのに、
30代になってから、
恋愛に向かう前の段階で、もう息切れしているような感覚を覚えることが増えました。
このコラムでは、
30代独身女性として恋愛と向き合う中で感じた、
「楽しいだけじゃなくなった理由」を、
静かに言葉にしてみたいと思います。
こんな感覚、ありませんか?
- 恋愛を考えると、なぜか気持ちが重くなる
- 始まる前から、先のことを考えてしまう
- 「疲れるかも」と感じて、一歩引いてしまう
恋愛そのものより、「考える量」が増えていった
20代の頃は、
好きになったら会う。
楽しかったら続ける。
シンプルだったはずの恋愛が、
30代になると、少しずつ変わっていきました。
誰かと出会うたびに、
気持ちとは別のところで、こんなことを考えてしまいます。
- この人と続いた先に、何が待っているんだろう
- 価値観は合っているんだろうか
- 今の生活を変えてまで、進みたい相手だろうか
好き、だけでは進めなくなる。
それは大人になった証拠かもしれませんが、
恋愛を「思考の作業」に変えてしまう瞬間でもありました。
期待されているかもしれない、という重さ
30代で恋愛をすると、
相手の何気ない言葉に、つい意味を探してしまいます。
「将来はどう考えてる?」
「結婚って意識してる?」
実際に聞かれていなくても、
いつか聞かれる前提で、気持ちを構えてしまう。
自分の気持ちより先に、
相手の期待や世間の目を想像して、
まだ起きていない未来に、先回りして疲れてしまうことがあります。
比べていないつもりでも、心は反応してしまう
SNSを開けば、
結婚、出産、家族の話題。
意識しないようにしていても、
目に入ってしまう瞬間があります。
恋愛がうまくいっていないときほど、
こんな気持ちが浮かんでしまうことも。
- 自分は何か間違えてきたのかな
- 選び方が悪かったんだろうか
- このままで大丈夫なんだろうか
恋愛の疲れは、相手との問題だけじゃない。
周りと比べてしまう、その時間も、
少しずつ心をすり減らしていきます。
一人でいる心地よさを、もう知ってしまった
30代になると、
一人で過ごす時間の楽さも、はっきりわかります。
誰にも気を使わず、
生活のペースを崩さず、
静かに過ごせる夜。
だからこそ、恋愛が始まりそうになると、
ふと立ち止まってしまう。
この穏やかさを手放してまで、進みたいだろうかと。
恋愛が悪いわけじゃない。
ただ、失うものもちゃんと見えてしまう。
それが、疲れにつながることもあります。
「ちゃんと向き合わなきゃ」が、少し重たい
30代の恋愛では、
軽い気持ちで始めることが難しくなります。
遊びなのか、本気なのか。
自分はどうしたいのか。
曖昧なままにしておくと、
後で自分が傷つくことも、もう知っています。
だから最初から、
ちゃんと向き合おうとする。
それは誠実さでもあるけれど、
恋愛を少し重たくしてしまう理由でもありました。
体験談:始まる前から、もう疲れていた
体験談
いい人だな、と思う相手がいました。
一緒にいる時間も楽しかった。
でも家に帰ると、
「この先どうなるんだろう」「私は何を望んでるんだろう」と、
考えが止まらなくなって。
恋愛が始まる前から、もう疲れている自分に気づいてしまいました。
疲れる恋愛は、間違いじゃない
恋愛に疲れるようになったからといって、
向いていないわけでも、間違っているわけでもありません。
それだけ、
自分の人生を大切に考えるようになったということ。
守りたいものが増えただけなのだと思います。
無理に前向きにならなくてもいい。
無理に答えを出さなくてもいい。
疲れを感じる自分も含めて、今の自分。
恋愛は、
元気なときにしかできないものではないけれど、
疲れているなら、
立ち止まってもいい。
それもまた、
30代独身女性の恋愛の、ひとつの形なのだと思います。